「東北六県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)見るもの・食べもの・買いもの100選」(東北100選)に選ばれた、山形の代表的な見どころをご紹介します。山形を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。
蔵王の御釜
蔵王連峰は、宮城県と山形県に跨る奥羽山脈の一部で、熊野岳を主峰とした、四季が美しい日本有数の国定公園です。山頂にある刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖はエメラルドグリーンの水をたたえ、釜状なので「御釜」という名前がつきました。夏には熊野岳山頂周辺や宮城県側の駒草平に高山植物の女王コマクサが咲き誇り、トレッキングも人気です。
所在地:宮城県刈田郡蔵王町と柴田郡川崎町の境界付近蔵王の樹氷
世界でも珍しい自然の芸術品といわれる樹氷。その美しい景観は海外でも評価が高く、一目見ようと訪れる外国人観光客が増えています。昼と夜で一変する樹氷の表情も必見です。スキーやボーダーでなくてもロープウェイや雪上車でも簡単に楽しむことができます。
所在地:山形県山形市蔵王温泉
山形花笠まつり
東北四大祭りの一つで、毎年8月5日から7日の3日間開催されます。一糸乱れぬ正調踊りの舞踊団を先頭に、山形県・山形市の花である「紅花」をあしらった笠を手にした多くの踊り手[2015年(平成27年) に延べ155団体、約1万4000人] が、花笠音頭や花笠太鼓の音色に合わせ、中心市街地を舞台に豊やかで華麗な群舞を繰り広げます。
所在地:山形県山形市中心市街地(パレード)
宝珠山立石寺(山寺)
860年(貞観2年)に、慈覚大師・円仁が開山した天台宗の古刹であり、俳聖松尾芭蕉の「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」の句でも有名です。登山口から続く1015段の石段の途中に、奇岩怪岩や多くの石碑、石仏があり、なかでも五大堂から望む新緑や紅葉などの四季折々の絶景には、心を奪われます。
所在地:山形県山形市山寺
出羽三山(月山·羽黒山·湯殿山)
出羽三山は、「月山」「羽黒山」「湯殿山」の総称であり、古くから修験道の霊場として知られています。今から約1400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊鳥に導かれ、月山、羽黒山、湯殿山に登拝し、それぞれ三山の開祖となりました。以降、羽黒派古修験道として全国に広がっています。
所在地
月山:山形県東田川郡庄内町
羽黒山:山形県鶴岡市羽黒町手向
湯殿山:山形県鶴岡市田麦俣
「東北六県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)見るもの・食べもの・買いもの100選」をご紹介します。-東北観光の選りすぐりが勢ぞろい!ー | 2017年 | トピックス | 報道・会見 | 観光庁