ホームページ制作会社東北ウェブが、山形市のおすすめ観光スポットをご紹介します。 山形県の県都として歴史を感じさせるレトロな建築物が多い山形市。わずかに足を伸ばすと、そこにはいくつもの名所・旧跡が。初夏のさくらんぼ狩り、秋の新そば、そして芋煮会と季節の風物詩も充実しています。
山寺立石寺
宝珠山立石寺、通称「山寺」。開山は貞観二年(西暦860年)。みちのくを代表する霊場として広く信仰を集めてきました。また、芭蕉が山寺を訪れた際に詠んだ句「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」はあまりにも有名です。
山門から奥の院までは石段800余段、時間にして約50分。そびえ立つ奇岩、樹齢を重ねる杉木立を見上げながら登る石段脇には、途中、多くの歴史的建造物が建ち並びます。
岩塔婆や石仏も数多く、なかでも「蝉塚」は芭蕉の名句を納めて石の塚をたてたもの。さらに登った先の五大堂は天下泰平を祈る道場で、その舞台からは山寺随一の眺望が楽しめます。
蔵王
コマクサ、チングルマ、イワカガミ、ツマトリソウと、夏の蔵王では可憐な高山植物が咲き誇ります。中でも三宝荒神山は高山植物の宝庫。また秋の紅葉も、高山帯の草紅葉が始まる9月から、山地帯の紅葉樹林が色づく11月までと、シーズンの長いのが特徴。四季を通じて色彩の変化を楽しむことができます。色彩の変化といえば、馬の背から見下ろすお釜は日に何度も色を変えることから「五色沼」とも呼ばれ、蔵王を代表する景勝地として有名です。
また蔵王といえば、全国的に有名なのが樹氷。吹雪が作るスノーモンスターはまるで生きているかのようです。2月下旬から3月初旬まで行われるライトアップにより、夜のゲレンデはなんとも賑やか。雪と炎の饗宴と評される「蔵王樹氷まつり」は、毎年2月の上旬に蔵王上ノ台ゲレンデをメイン会場に開催されます。