弊社にホームページ制作のご依頼をいただいた場合、「どのようなページが必要なのか?」「どのページに、どのような内容を掲載していくのか?」といった、ホームページ全体の構成をご相談しながら決めていくわけですが、その前にもっと重要なポイントがあります。
何を目的としてホームページを作るのか?
それは、「何を目的としてホームページを作るのか?」と、いうことです。
お客様の中には、「ホームページを作りたい」と、思っていらっしゃっても、その目的をお伺いすると以外と漠然としていらっしゃる方も少なくはありません。「ホームページを作る」ということ自体が目的になってしまっておられるようです。
ホームページを作って公開するということは、ひとつの手段であって、ホームページ公開の先には何かしらの目的があるはずです。この本来の目的を見誤っていたり、漠然としたままホームページを作成してしまうと、ホームページ作成後の効果が得られないという結果になってしまいます。
なぜホームページ作成の目的が明確になっていないと結果が得られないか?
なぜ、ホームページ作成の目的が明確になっていないと結果が得られないか、ということをご説明します。
通常、ホームページへのアクセスの多くは、Yahoo! や、Google などの検索エンジンからの訪問になります。検索エンジンを利用される方は、何かしらの目的を持って検索をしています。ホームページに訪れてくれる訪問客はその人が必要としている情報を求めてホームページにたどり着いているわけです。訪問客は目的を持ってホームページを見ているわけですから、受け入れる側のホームページもしっかりとそれに応えなければいけません。
訪問客の目的を達成させてあげることができれば、「また、このホームページに来よう。」と、思ってくれたり、お気に入りに登録してくれたり、「他の人にも教えてあげよう。」と、感じてくれるのではないでしょうか?逆の見方をすると、ホームページの目的がしっかりしていれば、「こんな情報を探している人たちに来てほしい。」という発想になります。
ホームページの目的となる代表的な例
それでは、ホームページの目的となる代表的な例を挙げてみましょう。
- 新規の見込み客を呼び込むことを目的とした営業的なホームページ
- 直接商品を販売するオンラインショップ
- 会社やお店のイメージを伝えるようなブランディングを目的としたホームページ
- 求人を目的としたリクルート用のホームページ
- お客様からのご意見を収集することを目的としたホームページ
- 会社案内的なホームページ
- 決算公告や、IR情報公開のためのホームページ
他にも、皆さまのお仕事の内容によってもっといろいろな目的があるかとは思いますが、ここではとりあえず上の例を用いてホームページへの訪問客との関わり方がどのように変わるかを少し考えてみたいと思います。
1.2.の場合は、検索エンジンからの集客に期待するところが大きいかと思います。
3.4.の場合は、雑誌などの他の媒体に掲載した情報や、広告からホームページに集客するという必要がありそうです。訪問客は、ホームページに訪れる前にすでにその会社やお店のことに関する何らかの知識を持っていて、認知されているということも言えるかもしれません。
5.の場合は、既存のお客様へ店頭のチラシや、ポスター、ダイレクトメールなどでホームページの案内をする必要があります。
6.の場合は、ホームページがあること自体が目的になっているので、特に集客などはあまり考えなくてもいいかもしれません。
あくまでも単純な想定で書きましたので、実際にはもっと複雑な要素が多々あると思いますが、目的が違うと訪問客に対する取り組み方が変わるという一例としてご覧いただければと思います。
弊社では、事前打ち合わせの中でお客様の本来の目的を再認識し、明確にした上で、ホームページ公開後の効果を見据えたホームページ作成サービスをご提供しております。ホームページ作成にあたってのご要望や、疑問点などどのようなことでもお気軽にご相談ください。