高速道路、米沢へ
平成29年11月4日(土)東北中央自動車道
栗子トンネルは道路トンネルとしては全国で5番目に長く、東北地方では最長で、無料で通行できるトンネルとしては日本一の長さ(8972メートル)になります。
冬期間も安全に通行できるようになりますね。
インターチェンジは、工業団地のある「米沢八幡原IC」、東日本高速道路(NEXCO東日本)の有料高速道路、米沢南陽道路(米沢北―南陽高畠)につながる「米沢北IC」のほか、山形県が整備した地域活性化インターチェンジ「米沢中央IC」が整備されました。山形県と米沢市は、米沢中央ICのそばに「道の駅米沢」の整備を進めており、平成30年春の開業をめざしているそうです。
米沢市は山形新幹線が乗り入れていますが、東北中央道の開通で高速道路も首都圏とつながり、ますます便利になりそうです。
東北中央自動車道 福島大笹生~米沢八幡原~米沢北
東北中央自動車道 福島大笹生IC~米沢八幡原IC
福島市から米沢市万世町桑山に至る区間で、急峻な山岳地帯を通過します。
福島・山形両県境の栗子峠を貫く栗子トンネルは、平成21年度より工事が進められ、平成26年3月22日に掘削が完了しました。この栗子トンネルは延長8,972mの長大トンネルで、道路トンネルとしては東京湾アクアトンネルに次いで全国で5番目に長く、東北地方では最長のトンネルです。この整備により、大雨や風雪による交通障害が解消し、冬期間も安定した交通機能の確保が期待されます。
東北中央自動車道 米沢八幡原IC~米沢北IC
米沢市万世町桑山から米沢市窪田町小瀬に至る区間で、米沢市大字川井地内には、地域活性化インターチェンジとして米沢中央インターチェンジが整備されました。米沢中央ICに隣接して、新道の駅を建設中です。道の駅米沢は、平成30年春の開業を予定しています。
なぜ無料なの?
上記区間は、直轄高速として整備が進められ、平成29年11月4日(土)に開通しました。
直轄高速とは、整備の緊急性・必要性の高い高速道路のうち、採算性がとれないなど高速道路会社による整備・管理が難しい区間において、国土交通省が国費及び地方費により整備するもので、この制度によって整備された高速道路は無料開放されます。
参考URL
http://www.city.yonezawa.yamagata.jp/5426.htm