岩手県の日本一!都道府県別ランキング

りんどうの生産量 岩手県の日本一!都道府県別ランキング

岩手県が都道府県別ランキングで1位のものを集めてみました。

りんどうの生産量 [ 第一位 岩手県 ]

岩手のりんどう(竜胆)は面積・生産量ともに日本一です。昭和30年代から改良を重ね、今では初夏から晩秋までそれぞれの時期に咲く品種をそろえ、全国の約60%以上を生産するまでになっています。

昭和35年頃に農家が山どりによる栽培を開始。42年から岩手県による育種開始。47年から安代地区において減反政策に伴う転作作物として本格的に栽培開始。平成元年には出荷数量で長野県を抜き、全国1位(以降同じ)。

ホップの生産量 [ 第一位 岩手県 ]

ホップの原産地は西アジアで冷涼な温帯地方に生育すると言われています。冷涼な地である岩手は、ホップ栽培に適しており、日本一の生産量を誇っています。

特に遠野市は、国内屈指のホップ産地です。「ホップの里からビールの里へ」を合言葉に新しいまちづくりの取り組みが行われています。岩手県内には多くのブルワリー(ビール醸造所)があり、個性豊かなクラフトビールが造られています。

2017年…第1位 岩手県:全国シェア42.5%、第2位 秋田県:全国シェア29.2%、第3位 山形県:全国シェア19.5%

アワビの生産量 [ 第一位 岩手県 ]

日本一の生産量を誇る岩手のアワビ。他県産のアワビの多くが夏に旬を迎えるのに対して、岩手県に生息するエゾアワビは主に11月から12月にかけて漁獲されています。

岩手では貴重な資源であるあわびを保護するため、さまざまな策が講じられています。例えば、沿岸の各漁協による種苗放流、餌となるわかめ・こんぶの給餌。また、岩手県漁協調整規則により定められている、漁が可能な期間(11月~翌年2月の4ヶ月間)を超えての漁獲は行いません。それだけではなく、例年1月と2月を自主的な禁漁期間とし、資源の保護と造成に努めています。人々の努力により、岩手県のあわび漁獲量は日本一を誇っています。

平成28年…第1位 岩手県:全国シェア25.2%(286t)、第2位 宮城県:全国シェア12.8%(145t)、第3位 千葉県:全国シェア 8.7%(99t)

まつたけの生産量 [ 第一位 岩手県 ]

過去長野県が1位だったが、全国的な生産量の激減を背景に岩手県が一位になった。

農林水産省によると、マツタケの国内の年間生産量はピークだった1941年には1万2000トン、60年には約3500トンだったが、その後は里山の放棄や害虫被害、後継者不足などを背景に減少。近年の作柄は、豊作で140トンを記録した2010年などを除けば100トン未満の状況が続いており、17年は18トンにまで激減した。18年は持ち直したものの、63トンにとどまった。

平成29年…1位 岩手県8.7トン、2位 長野県5.1トン、3位 岡山県 1.1トン

ワカメの生産量 [ 第一位 岩手県 ]

岩手のワカメの養殖は昭和40年頃から急速に三陸沿岸に拡がり、現在では、岩手県沿岸部のほぼ全域で養殖が行われており、養殖ワカメの生産量は全国の生産量の約40%と日本一です。

岩手のわかめ養殖は、平成22年までは生産量日本一を継続していましたが、東日本大震災津波の発生により海上の養殖施設・漁船などが壊滅的な被害を受け、養殖基盤のほとんどが失われました。しかし、漁業者や自治体などが協力し、いち早く復旧を行った結果、震災翌年の平成24年には水揚げを再開、平成25年には再び生産量日本一に返り咲きました。

平成28年…第1位 岩手県:全国シェア37%(17,681t)、第2位 宮城県:全国シェア34%(16,384t)、第3位 徳島県:全国シェア12%( 5,946t)

うるしの生産量 [ 第一位 岩手県 ]

日本文化の象徴の一つである「漆」(英訳はjapan)。岩手県は漆の出荷量が日本一です。

現在、県内出荷の全てを担うのが、県北に位置する二戸市の浄法寺漆です。奈良時代、浄法寺にある天台寺に遣わされた僧侶たちが、日用の器などを作るために漆工技術を持ち込んだことからその歴史が始まったと伝えられます。今や国宝や重要文化財の修復に欠かせない国産漆。高品質の浄法寺漆は、中尊寺金色堂、鹿苑寺金閣、日光の社寺(日光東照宮を含む)などの世界遺産となっている建造物の保存修理にも用いられています。

平成28年…第1位 岩手県:全国シェア74.8%(935kg)、第2位 茨城県:全国シェア11.8%(147kg)、第3位 栃木県:全国シェア 9.6%(120kg)

木炭の生産量 [ 第一位 岩手県 ]

広大な森林面積をもつ岩手県には、木炭の原木となるナラ、クヌギなどが豊富にあります。県北の市町村が中心となって生産している木炭は全国の生産量の約30%を占め、日本一を誇っています。
岩手木炭について…木炭には大きく「黒炭」「白炭」と2種類あります。岩手県では、黒炭と白炭を生産していますが、その生産量の95%以上が黒炭となっています。全国の木炭生産量(黒炭・白炭)から見ると約30%を生産している日本一の黒炭の生産地です。

岩手県の木炭生産の歴史は古く、平泉文化(1100年前後)の頃からと言われており、平泉遺跡群発掘調査では、12世紀前半の陶器窯の後から、陶器を焼く際に炭が熱源として使われていたことが報告されています。
明治初期は製鉄が盛んな東北地方の工業用炭としての需要が大半でしたが、明治24年に東北本線が盛岡まで全線開通したのをきっかけに、東京へ一般燃料としての出荷を伸ばしました。
大正元年には岩手県が「木炭生産量日本一」としての地位を確立しました。

日本短角種の飼養頭数 [ 第一位 岩手県 ]

岩手県内ではたくさんの日本短角種(日本短角牛)が育てられ、飼われている数は日本一です。また、前沢牛などに代表される岩手の牛肉は、品質の高さでもトップクラスです。

日本短角種は、4種類ある和牛品種の一つです。日本で主に飼養されている黒毛和種がサシ(霜降り)が入っているのに対して、短角種は低脂肪で旨味の基となるアミノ酸をたっぷり含む赤身の牛肉です。これまで市場では、サシが入っている牛肉が高い評価を受けていましたが、近年は健康志向や安全・安心を求める消費者の強いニーズにより赤身肉が注目され、日本短角種への関心が高まっています。

平成28年…第1位 岩手県:全国シェア52%(3,840頭)、第2位 北海道:全国シェア21%(1,547頭)、第3位 秋田県:全国シェア11%( 835頭)

龍泉洞 深さ日本一の地底湖 [ 第一位 岩手県 ]

日本三大鍾乳洞に数えられ、国の天然記念物に指定されている龍泉洞。湧き出る清水によって地底湖が形成されていて、中でも第3地底湖は水深98m、透明度41.5m、第4地底湖(未公開)の深さは120mもあり日本一です。世界でも有数の透明度を誇ります。

洞内総延長は知られている所で4,088mで、そのうち700mが公開中。見つかっている地底湖は8つで、そのうち3つが公開中。現在も調査が継続中で未知の部分もまだまだ多く、総延長は5,000m以上ではないかと言われています。

安家洞 長さ日本一の鍾乳洞 [ 第一位 岩手県 ]

北上山地の北部に位置する安家(あっか)洞は、総延長が日本最長の約2万4000メートルの大スケール。迷宮のダンジョンはいまだに全貌がわかっていません。ほとんどすべての型の鍾乳石が見られる鍾乳石の博物館。主洞は東本洞、西本洞、奥本洞に分けられ1,000箇所以上の分かれ道が確認されています。

日本に数少ない迷宮型鍾乳洞であること、洞穴の生成発達過程が段階的にわかること、日本で最も古い方のクループに属する鍾乳洞で、現在埋もれつつあるなど、学術的にも非常に価値が高く、文化庁指定天然記念物となっています。

県立病院の数 [ 第一位 岩手県 ]

岩手県立病院(全21病院)は、県立病院として全国随一の病院数を設置しています。

交通事故の発生件数(少ない順) [ 第一位 岩手県 ]

岩手県民は安全運転。平成28年:道路実延長千km当たりの少ない順で一位。

中華麺の年間購入量 [ 第一位 岩手県(盛岡市) ]

平成26年~28年平均:一世帯あたり年間約5,460円、約11kgの購入(県庁所在地比較)

わかめの年間購入量 [ 第一位 岩手県(盛岡市) ]

平成26年~28年平均:一世帯あたり年間約2,653円、約2kgの購入(県庁所在地比較)

りんごの年間購入量 [ 第一位 岩手県(盛岡市) ]

平成26年~28年平均:一世帯あたり年間8,934円、約2.6kgの購入(県庁所在地比較)

だいこんの年間購入量 [ 第一位 岩手県(盛岡市) ]

平成26年~28年平均:一世帯あたり年間約17kgの購入(県庁所在地比較)

さんまの年間購入量 [ 第一位 岩手県(盛岡市) ]

平成26年~28年平均:一世帯あたり年間約1,917円、約2.4kgの購入(県庁所在地比較)

豆腐及び大豆加工品の年間支出 [ 第一位 岩手県(盛岡市) ]

平成26年~28年平均:一世帯あたり豆腐年間7,075円、大豆加工品年間17,007円の支出(県庁所在地比較)

ヨーグルトの年間支出 [ 第一位 岩手県(盛岡市) ]

平成26年~28年平均:一世帯あたり年間16,600円の支出(県庁所在地比較)

ゼリーの年間支出 [ 第一位 岩手県(盛岡市) ]

平成26年~28年平均:一世帯あたり年間3,255円の支出(県庁所在地比較)