ホームページ制作会社 東北ウェブです。
いつもホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
もしかしたらお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、東北ウェブのホームページをSSLに対応させました。URLが下記のようにHTTPからHTTPSに変わっています。(ブラウザによっては緑色の何かしらのアイコンや鍵マークのようなものが表示されているかと思います)
http://山形ホームページ制作.com
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https://山形ホームページ制作.com
何の違いがあるかと言いますと、SSLという暗号化技術を利用することにより、ホームページでの通信情報が暗号化され、安全に情報のやりとりができるようになります。
現在では、インターネット環境が整備され、カフェやホテル、駅・空港、道の駅など、至る所でネットを利用することができますが、その反面、通信情報を傍受(盗み見)される危険性も増えました。
インターネット上の情報を暗号化無しでやりとりすることは、セキュリティの観点から非常に注意すべきこと、警戒すべきこと。という風潮になってきています。
そんな中で、2014年中頃からGoogleがSSL対応しているサイトをインターネットの検索結果の順位の評価要素として優遇すると発表したのも手伝って、2015年には中小企業や個人事業、個人のブログでもHTTPS化しているホームページが徐々に増えてきました。
当サイトのように、お客様のクレジットカード情報や特別な個人情報を入手することの無いサイトは、そこまで急いで対応しなくても良いのですが、今後お客様のサイトで対応するケースも増えてくることも考えて、先立って導入することに致しました。
SSL対応する場合は、SSL証明書というものを年間契約で購入する必要があり、若干経費も掛かりますが、数年前に比べて取得費用が格段に安くなってきておりますので、そういった意味でも、今年以降SSL対応するサイトが爆発的に増えてきそうです。
ホームページをSSL(HTTPS)に対応させたいとお考えの方は一度ご相談いただければと思います。
■ 2016年4月4日追記
去年(2015年)、HTTP/2という新しいバージョンの通信プロトコルの規格が発表されました。これまで利用されてきたHTTP/1.1という規格から16年ぶりの改定です。
現在のインターネットは16年前からは想像出来ないほど通信量(画像や動画などのリッチなコンテンツ)が増えており、HTTP/2は通信のパフォーマンスの改善が主な役割となっています。
このHTTP/2を導入するためには、ホームページ制作単体の話ではなく、ホームページを運用するサーバーや、ユーザーが利用するブラウザなどがHTTP/2に対応していかなければなりませんので、今後徐々にという感じです。
しかし、HTTP/2が利用できる環境が整えば、積極的にHTTP/2を利用するほうが良いでしょう。ここで一点問題となるのが、HTTP/2を利用する場合、ホームページがSSL(HTTPS)になっていることが必須となります。
ですので、SSL(HTTPS)はサイトの安全性証明というだけでなく、今後は通信パフォーマンスの向上においても必須になってくるでしょう。
下記の「HTTP vs HTTPS Test」サイトでテストするとその処理スピード(パフォーマンス)の違いに驚くはずです。(厳密にはHTTP vs HTTPSではなく、HTTP/1.1 vs HTTP2(SPDY)ということです。)
https://www.httpvshttps.com/
※右上の「HTTP」と「HTTPS」をそれぞれクリックしてテストしてみてください。
こちらもHTTP/1.1とHPPT/2の比較サイトです。
https://http2.akamai.com/demo
全然スピードが違いますね!弊社が利用しているサーバーもHTTP/2の導入を予定しているようですので、導入されたら追ってレポートさせていただきます。